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法要 行事 2025.11.14

報恩講 R7 11/27・28・29

今年も報恩講(ほうおんこう)さんだー!

報恩講は、親鸞聖人(1173年~1262年)の33回忌のときに勤められはじめた。

計算してみると、そこから、
およそ730年以上、絶えることなく浄土真宗の門徒の手によって、脈々と続けられてきた。

日本全国の、
いや全世界の浄土真宗寺院で、未だに大切に勤められているが報恩講。

七百数十年もの長い年月、
同じ志をもって、一つの行事が続くというのは、とてつもなく、すごいことだなと思う。

時代の流れのなかで、
権力者が変わり、今までの常識が何度も崩れ去っていくこともあったろう。

親鸞聖人の生きた当時から、
人々の考え方や、
暮らし方、
楽しみ方は、
ずいぶんと変わってきただろうけど、

親鸞聖人が残された数々の言葉は、その当時から何一つ変わることなく伝えられてきた。

どんなに人々に考え方や習慣が変わっても、
そのとき、そのときに生きる人々が、この教えを聞いて、

ときに生きる喜びを感じ、
命終えていく寂しさにも、
「大丈夫」っていえるような
生死を支える感動があったからこそ、現代にまで伝え残されてきたのだろうなー。

今年も大切に勤めさせていただきます。 南無阿弥陀仏